鹿児島で陶芸やってます。ときどきデザインの仕事もしてます。
by しきこ
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ぺたんの歌 25
2007年 09月 04日 *
晩夏から秋になり 心が乾いて枯れてしまうような気分でした。
そんなとき連絡もしない親不孝な私に 母から私の好物の 糸瓜や手作りの豚味噌やらっきょう、 そして熨斗袋に体に気をつけてがんばりなさい!と文があり こんな歳になっても 心配してくれる親がいてありがたいと思いました。
さえら先生 レシピよろしくお願いいたします。


    母からの 荷物ほどいて 目頭は 

              熱く見えない 封筒のふみ 
     ぺたん


もう完全に ホームシックです。 そしてさらに 薩摩狂句の新聞記事が 目に入り 追い討ちかけられました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[追記]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
センセイのコメントです。

♪ ぺたんさんへ

渡辺淳一さんの著書で話題となった「鈍感力」は、ある意味「包容力」でもあるんだとか…
そして、その包容力の最たるものが母親の愛だといいます。
いつも子どものことを思い、愛情を惜しまない、偉大なる存在に感謝ですね。

それでは、レシピです。

お母さまからとどいた荷物に、思わず目頭が熱くなった。ぺたんさんのようすが、ありありと感じとれました。
この歌のなかで、わたしが気になったのは、結句の「封筒のふみ」という言い方がちょっぴり説明的に思えてしまうところです。

そこで、わたしは、つぎのように詠んでみました。


      母からの 荷物をほどき 目頭は 

                熱く読めない 懐かしい文字



結句を「懐かしい文字」とすることで、鑑賞するひとに「母親からの手紙」を想像してもらうかたちをとりました。
あわせて、第二句と第四句もすこしだけアレンジしてみましたが、いかがでしょうか。

                                                    さえら


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