鹿児島で陶芸やってます。ときどきデザインの仕事もしてます。
by しきこ
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カテゴリ:【短歌・俳句の入口】( 213 )
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2007年 11月 28日 *
さえら先生レシピお願いします。


        木漏れ日の ベンチに二人 笑顔にて    ピロシキ


鹿児島で、公園で時間を過ごすことになり、そのとき浮かんだ句です。よろしくお願いします。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[追記]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
センセイのコメントです。

♪ ピロシキさんへ

鹿児島では、楽しい時間を過ごすことができたようで、よかったですね。

それでは、レシピです。

冬の日の公園、ベンチにすわり、のんびりとくつりでいる二人の、ほのぼのとした光景がうかんできました。
この句のなかで目について気になることはありませんが、あえて挙げるとすれば、下五がなんとなく(ですので、あまり気になさらないでください。念のため)しっくりこないような感じがあるかも?ということです。

そこで、わたしは、ご参考までにつぎのように詠んでみました。


        木漏れ日の ベンチに二人 笑みこぼれ


下五の「笑顔にて」を「笑みこぼれ」にかえました。
上五の「木漏れ日」と対比させて、言葉遊びのようなことをしてみましたが、いかがでしょうか。

                                               さえら


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2007年 11月 05日 *
私も思い出しました、高校時代の出来事。


       朝の駅 君に渡した 恋手紙 
             
              二通目に書く 手本はこうよ
    紫陽花


さえら先生お願いします。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[追記]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
センセイのコメントです。

♪ 紫陽花さんへ

高校時代。 みなさん、それぞれに、いろいろな思い出があるんですね。

それでは、レシピです。

ときめくような、ほほえましいような、青春のひとこまがうかんできました。
大切な思い出を詠んだ歌に手を入れるなんて、できません。
けれども、このままおわるわけにもいきませんので、ご参考までに、わたしは、つぎのように詠んでみました。


        朝の駅 君に渡した 恋手紙 

                  告白なのか 脅迫なのか



若さゆえの、ストレートな思いの表現。
このレシピ作品が、紫陽花さんの歌をうまく消化できたかどうか、ちょっぴり心配ですが…

                                               さえら


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2007年 11月 05日 *
しきこさん、久しぶりに投稿します。よろしくお願いします。


           主なき 庭に今年も 柿みのり     ピロシキ


さえら先生、よろしくお願いします。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[追記]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さえらセンセイのコメントです。

♪ ピロシキさんへ

柿の木に実がなっている風景は、とても日本的ですね。
余談ですが、「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあり、ビタミン類を中心に、柿にはいろいろな栄養素が含まれているということを聞いたことがあります。

それでは、レシピです。

秋という季節の、しずけさと、どこか物悲しい感じがよくあらわれていると思います。
作品としても難はなく、作法通りの句といっていいのではないでしょうか。
けれども、レシピということですので、わたしは、ご参考までにつぎのように詠んでみました。


             主なき 庭に今年も 柿あまた


下五の「柿みのり」を「柿あまた」にかえました。
上五の「なき」にたいして「あまた」という語をおくことで、コントラストをつよめてみましたが、いかがでしょうか。
                                          
                                            さえら

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2007年 10月 30日 *
さえら先生、いきなりですがお願い致します。

  
     秋桜に 僕の心を 聞いてみた
      
            好き嫌い好き 嫌い好き好き
    あみろく


まだ夢見る乙女のころに詠んだ歌です。僕は私・・・
バレー部の先輩に片思い^^ よくある話でその先輩は私の親友と・・^^:
先輩と親友の交換日記等「運び人」をしておりました。
私は先輩を「すっぱいぶどう」だと諦めようとしましたが・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[追記]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
センセイのコメントです。

♪ あみろくさんへ

花占い、わたしもやりました。たとえ、どんな結果になろうとも、花に罪はないのですが…
いずれにしても、秋桜は、それに適した花の代表格といえますね。

それでは、レシピです。

占いに身をまかせようと思いながら、一方で、じぶんが望む結果を期待してしまう。そんな乙女のせつない気持ちがあらわれていると思いました。
高校生らしい初々しさもあり、好感のもてる歌で、わたしがなにかする必要は感じません。

とはいえ、このままおわるわけにもいきませんので、ご参考までに、わたしは、つぎのように詠んでみました。


      秋桜に 僕の心を 聞いてみた 

               好き嫌い好き好き好き好き



結句をすべて「好き」にしてしまいました。^^
ときには、強引さも必要。行動にあらわせなかったぶん、歌でその思いを表現してみましたが、いかがでしょうか。

                                         さえら


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2007年 10月 11日 *
     
          黄金の稲穂がゆれる帰り道     あみろく

ピロシキさんと重なりましたが、ここでも通じあえてる熊本組です^^

この時期、タイムカードを5時10分で打刻し、私だけ?の穴場へと向かいます。
沈む太陽が稲穂を照らし、そこ一面は眩しいほどの金色?ほんの一瞬ではありますが、その中に身を置き両手広げると不思議と元気になれる私がおります。
「帰り道」のところが自分のなかで納まっておりません。
さえら先生、よろしくお願い致します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[追記]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
センセイのコメントです。

♪ あみろくさんへ

じぶんだけの穴場、いいですね。^^
夕陽をあびて、いっそう輝きを増す一面の金。なんてぜいたくな風景なんでしょう。

それでは、レシピです。

いつもの「帰り道」に「黄金の稲穂」が彩りをそえてくれた、目に映った風景を素直に写生した句だと思います。
この句について、わたしがなにかする必要は感じません。下五の「帰り道」の納まりがわるいと気にされていますが、わたしは、そんなふうには感じません。

とはいえ、このまますますわけにもいきませんので、ご参考までに、わたしは、つぎのように詠んでみました。


            黄金に稲穂かがやく家路かな


詠んではみたものの、どちらかというと、わたしはあみろくさんのオリジナルのほうが好みなんですが、あみろくさんは、いかがでしょうか。
                                      
                                                さえら


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2007年 10月 11日 *
日々の過ぎるのは早いもので、代掻きの田に白鷺を見ていたのがもう早くも稲刈りの季節です。稲も黄金色に色づきました。


          風一陣 金色の波 さんざめき      ピロシキ


これだと稲田のこととわかるのか、また季語はどうなのかなど色々と迷いながらの投稿です。
さえら先生よろしくお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[追記]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
センセイのコメントです。

♪ ピロシキさんへ
とくに朝夕は秋の色が濃くなって、しだいに季節が深まっていくのを感じますね。

それでは、レシピです。

わたしは、この句を拝見して、秋という季節の“なにか”を伝えたいという思いを感じました。
しかし、やはり気になるのは、ピロシキさんご自身がコメントで書いている「稲田のこととわかるのか」「季語はどうなのか」という二つの点です。

それらをふまえ、わたしは、つぎのように詠んでみました。


             雁渡し 金の穂波の さんざめき


上五には、秋の季語で九月から十月にかけて吹く北風「雁渡し」をおきました。
中七は、「金の穂波」とし、稲田を詠んだ句であることをあらわしてみましたが、いかがでしょうか。

                                                さえら


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2007年 10月 02日 *
さえら先生お願いします。 先日、霧島へ行ったときの風景をもとに作りました。

  
         芒薙ぎ 風過ぐ先は 桜島     ピロシキ


ススキはカタカナか漢字か、しかも漢字も二つあり、どちらを使うか迷いました。また中7の「は」も「に」にするか迷いました。
結局、ススキは「薙ぎ」と並んだときの印象、「は」は風の強さを受け止める桜島のイメージで選びました。よろしくお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[追記]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
センセイのコメントです。

♪ ピロシキさんへ

秋は、詩心をくすぐる季節。これからは、ピロシキさんの行動力も手伝って、ますますすてきな作品が生まれるのではないでしょうか。

それでは、レシピです。

目にとびこんできたものを、そのまま詠んだ句で、秋の風がすすきをないでいくさまが、わたしの目の前にもひろがっていくようでした。
シンプルなつよさがあり、この句について、わたしがなにかする必要は感じません。

が、ご参考までに、わたしは、つぎのように詠んでみました。


          芒薙ぎ 風過ぐる先 桜島


中七をあえて体言止めのようにすることで余韻をもたせました。
あわせて、「風過ぐ」を「風過ぐる」とし、言葉のながれをととのえてみましたが、いかがでしょうか。
                                                 さえら


【さえらメモ】「薄」と「芒」
「薄」は、「錯」からきているといわれ、草木が交差して生えているようすをあらわしています。一方、「芒」は、「鋒」からといわれ、先のとがった葉を意味しています。
言い換えるなら、「薄」は、草原全体をみていて、「芒」は、植物そのものをみているといえるのではないでしょうか。



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2007年 09月 28日 *


    空近く 丘のてっぺん 風吹けば

           ススキもあたしも 斜めにならぶ
    しきこ



先日 霧島に行ったとき、四駆でしか上がれない 丘の上に 8人で行きました。すごい風の強い日で 草木も人間も 同じように風に吹かれました。センセイ よろしくお願いします。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[追記]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
センセイのコメントです。

♪ しきこさんへ

秋に吹くつよい風を「野分」といい、『源氏物語』の章にもその名がみられます。秋は、やさしい印象をもつ季節ですが、ときには、そんな荒々しい表情をみせることがあるんですね。

それでは、レシピです。

天高く…などといわれるように、空の高さを感じさせる季節にもかかわらず、あえて「空近く」としたところに、「丘」の高さを想像させる工夫がみられました。(技巧派ですね。^^)

この歌のなかで、わたしが気になったのは、結句に置かれた「斜めにならぶ」という文言です。
つよい風が引き起こした状態にしては、「ならぶ」は、ちょっと整然とした印象になったしまうのではないでしょうか。

それをふまえ、わたしは、つぎのように詠んでみました。


      空近く 丘のてっぺん 風吹いて 

            ススキもあたしも 一緒になびく



結句を「一緒になびく」とし、「あたしも」一本のススキになってしまったかのような状況をあらわしています。
あわせて、第三句を「風吹いて」(<これは好みの問題かも…)にかえ、上の句と下の句のながれをととのえてみましたが、いかがでしょうか。
                                                さえら


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2007年 09月 22日 *
さえら先生お願いします。


     それぞれの 雨に五百の 羅漢濡れ    ピロシキ


もう何年前かも忘れましたが、雨降りの中、五百羅漢を見に行ったことがあります。全体を見渡せば五百の羅漢さん全部に雨が降っているわけですが、ひとつの羅漢さんから見れば、その羅漢さんに降る雨は、決して隣りの羅漢さんに降る雨ではなく、その羅漢さんにだけ降ってくる雨で・・・・などと思いながらしばらく眺めていました・・・・。
今でも何かにつけよみがえってくる情景です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[追記]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
センセイのコメントです。

♪ ピロシキさんへ

ふとした瞬間に思い出す情景って、たしかにありますね。
五百羅漢像は、各地にあるようですが、ピロシキさんの思い出に残っているのは、どちらの羅漢さんなのでしょうか。

それでは、レシピです。

全体と個との哲学的な関係が、雨と五百羅漢像を通して感じ取れるような、深い句だと思いました。
この句について、わたしがなにかする必要はないようです。とはいえ、なにもしないわけにもいきませんね。
そこでわたしは、お返しの意味も込めて、つぎのように詠んでみました。


          羅漢像 雨も五百に 降り分かれ


わたしは、雨に視線をむけてみましたが、いかがでしょうか。

                                           さえら


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2007年 09月 17日 *
先週、大分に行き、久住を通って帰ってきたのですが、久住はもうススキがゆれ、その中に夕日が沈んで行きました。


       秋風や 夕日くすぐる ススキかな    ピロシキ


ススキがサワサワと揺れる中を夕日が沈む様はとても心地が良く、車を止めしばらくながめていました。さえら先生よろしくお願いいたします。

※さえら先生に教えていただきたいのですが、先ほどの投稿句で「秋風」と「ススキ」で季語が重なってしまったように思います。やはりこのようなことは避けたほうが良いのでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[追記]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
センセイのコメントです。

♪ ピロシキさんへ

もうすでにススキを見ることができる時季になっているんですね。箱根の仙石原あたりもそろそろでしょうか。
行くことができるかどうかわかりませんが、あとでチェックしてみたいと思います。

それでは、レシピです。

しずんでいく夕日をススキがくすぐるという表現がとてもおもしろいと思いました。
この句について、わたしが気になったのは、ピロシキさんご自身が危惧されている季語の重なりです。
俳句の世界では、こうした作りを〈季重ね〉や〈季語重ね〉といい、なるべくしないことが基本とされています。

というわけで、わたしは、つぎのように詠んでみました。


          風に揺れ 夕日くすぐる ススキかな


上五を「風に揺れ」とし、下五の「ススキ」を補足するかたちにしてみました。
もとの句の印象をなるべくいかすようにレシピ作品を詠んだつもりですが、いかがでしょうか。
   
                                               さえら


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